サンスクリット語の「あうむaum」は日本語にすると「阿吽」。はじまりも終わりもなく、全てがひと繋がりの”二元に非ずの世界”。その世界は、お釈迦様が感得された「涅槃寂静」：苦から免れない娑婆世界（私達の生きている世界）と同時に存在する絶対安心大丈夫、安らぎの境地。その世界観を美しい景色の写真と詩で綴ったのがこのフォトポエムです。まっさらなハートで子どもたちにも大人たちにも。

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「あうむaum」の世界を伝える動画はこちらです。

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フォトポエムaumその空気感が伝わりますように冒頭の言葉と詩を2篇紹介させて頂きます。

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あうむaum
「私」と「私以外」を認識する前の世界
はじまりもおわりも　苦も楽もない世界

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『エンパワーメント』草野妙敬
力が出ない　立ち直れない
って誰が言っているの？
「力が出ない」と言っている“私”がいる。
「立ち直れない」と言っている“私”がいる。
“私”を観てる“わたし”に気付いた時
力が出ない　立ち直れない
そんな“私”がただいるだけ

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『「あるね」の魔法』小出遥子
悲しみを悲しまないこと
怒りに怒らないこと
不安を不安がらないこと
恐怖を恐れないこと
すべてただ「あるね」と認めてあげること
それだけでこころが落ち着く
おなかの底にこころが落ちて
着地するんだ
「あるね」の魔法で
すべてを　無へと　還してあげよう
大丈夫　ほうとうは　すべて　愛なのだから

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共著者：小出遥子
写真提供：井野口智子
表紙絵：Yuki / HIKARI
タイトル提案：妹尾留衣